北宋末期に狂わされているオタクによる燕云旅サラダ
テストID:0038237925 スクリーンショットは開発段階につき、製品版とは異なる場合がございます。
(スクショの左下に表示されてるけどデバイスによってはきっとつぶれるので手打ちします。念のため)
2025年にPC、PS5でリリース予定されている北宋初期の中国を舞台にしたオープンワールドゲーム、
燕云十六声(where winds meet)のクローズドβテストに参加させていただきました。
CBT参加するにあたって情報としてIDやらURLが必要だったので今更感があり、公式に飛びますがもうリンクつなげます。貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
予想を遥かに超えてゲームとしての完成度と没入感が高く、βテスト終了まで人間の生活を放棄して没頭し、ストーリーで限界になった人間もどきが寝不足の頭で打っています。
こんな社会人になってはいけない!「日本人には作れない磨き抜かれた中国的感性の風流」が凝縮されていてもう、もうたまらんでその濃密さにくらくらして何度も丹田が空になりました。
不具合レポートに画像が添付できないバグ?が発生しており、かつゲーム内のテキストが拼音読み変換なので文章にできなくて、
テストに参加しているのになんもできないの歯痒すぎて作った記事です。少しでも多くの方がプレイするきっかけになればいいなと思います!!
方針に変更がなければ基本プレイは無料でリリースされるはず?なので、ぜひご興味を持っていただきたいです!!
記事途中から本編冒頭のストーリー(清河エリア)のネタバレを含みます。序盤の盛り上がり部分の核心に触れています。ご注意ください。
たぶんもっとこれから盛り上がっていく、あくまでその序章なんだろうなという感じではあります。
ていうか公式PVで使われてるムービーいま見返しても全部本編で見たことなかった。ボリュームどうなってる
オープニング。この画面見てあっ雰囲気好きって思ったら絶対やってくださいまじでまじでまじで。
各メディアでは五代十国時代って取り上げられてたけど健隆三年ならもう元号宋になってない?
ここも五代十国のくくりに入るんですかね・・・・?北宋末期との語感の兼ね合いで北宋初期っていいます。間違っててももうどうせ末期なのでOKです(は?)
これキャラクリ画面です
目に入るハイライトの形だけでこんなにある
こんな美しいキャラクリ画面ある?!ってやってもなお感動する。美すぎ。もちろんパーツの幅大きさ奥行まつげの長さ唇のしわなど細かい単位で好きなだけ設定できます。
もちろんアイキャッチなんてシチュエーションによって変わります。
これ意味あるか?と思いつつ、目にお星さまが入る概念たいはお....とべろんべろんに酔いしれながらしっかり顔の良い男をおクリエイトさせていただきました。これだけで一日がつぶれる。超楽しい
マルチで女性キャラの方と何度かご一緒したんですが、めちゃくちゃ可愛くてあとお洋服もきっと開封府には可愛いのがたくさんあるので両性つくりたい...と思ってしまう田舎の空でした。
ここで決定しても顔面はゲーム中に簡単に整形できます。ムービー見てちょっと違うと思ったらすぐやり直せるのめっちゃいい。
性別を変えるのはどうなんだろうか...会話文がしっかり男性口調になっているのでもしかしたら性転換は難しいのかもしれない
この明制ぽい服があんまりにも刺さりすぎた。かわいすぎる。はよ課金したい
晩唐あたりをメインにお洋服は各時代のいいとこどりな所感で、上のもえいさんふくを起用しつつもパターンの崩しで決して浮かないようにしている、こういうところが本ッッ当にセンスがいいなあと感動しきりです。
ザ武侠ファンタジーなキラキラお洋服も色と彩度の落とし方で写実的な世界観に浮かないようにデザインされていて、背景ときれいに蕩けていてもう見事としか言いようがありません。
期間中に手持ちの全部のお洋服着まわすようにしていたのでスクショ服と髪いろいろ変えてます見てかわいいので!(全部一息で喋る)
何やっても画面が美 一生美
地域のファストトラベル地点を解放したときの画面です。風雅よな
水滸伝にドハマっているオタク的にはこの龍虎寨の後ろに大きい湖があるのポイント高くて、人の世の争いに疲れたときはずっとそこで行き交う船を見てました。
ゲーム中の時間はいつでも好きなだけ送れます。これもすごくいい。
PCから燕云の公式サイトPC版に飛ぶとこの時間と風景がマッチングしたような美麗スクショが見れるんですが、
あれがまさしく『燕云の風流感』の凝縮の世界観表現だと思っていて、ああいうのが好きな方ほんと覚悟してやったほうがいいです。気絶します
一生使いこなせる気がしないフォトモードの充実度。簡易版とプロ版があるのがもうまずそこでたまげました。力の入れ方に畏怖すら感じる。
オンラインで他のプレイヤーがクリエイトしたフィルターなんかも共有されており、自分の写真に適用するというようなオンゲならではの機能も満載です。本当に使いこなせる気がしない、というか
もはやゲーム画面がどの瞬間でも画になるのでそのままスクショでいいまであり、どう使えばいいんだろうと自分は持て余していました。
写真を撮るだけでなく琴や琵琶の演奏、麻雀、いまいちルールがよくわからなかった賭け、投壺などマルチでもソロでもいろんな遊び方ができます。
抖音で燕云音楽サークルの演奏動画みたいなのを見かけるので、これも極めれば別のゲームのように全く違う楽しみ方ができるのだろうなと思います。
このアサクリの時代考証解説みたいな要素、個人的にバカ心拍数が上がりました。フィールド上いたるところにあり、ただの収集要素としても面白いし興味があればワンクリックですぐに見れるし、何より「助かる」。
北方水滸伝で「椅子から立ち上がって」みたいな描写を見ても椅子...椅子は描いて可...?(見慣れないので不安)(しかも形状が不明)となるので故宮の史料までつけてくださって手厚さに大歓喜してしまった。
ストーリーがまた良くて・・・
物語の余韻とそれが中国世界の空気に響いていく感じがさあ...ほんとうにやばくて...これがきっと燕云の醍醐味だよなあ...
この画面の作り方もそうなんですが、ゲーム内でゆっくりと進行していく時間とともに、少しずつ時差をおきながら波のように感情が迫ってきます。
「親分」って侠っぽい呼び方がいいよね。日本語も個性を伴って違和感なく入ってきます。キャラクターが魅力的で終盤にはみんな心からだいすきになってしまって、つらい。もう、あの、もう、ほんと、つらい。
立派な汗血馬とか全くそういうのでもない偶然旅の途中で一緒になったお馬さん
だからこそふたりの思い出があって、もう、最後の視点とか、それで不羨仙に帰る演出とかもう、あの、もう・・・。普通に号泣しました。
このゲームでは自分が好きな門派を選んで入山することができるんですが(
武侠については笑傲江湖を)、
いちばん選ばないだろうなあと思っていた青渓という医療の門派に入ってしまいました。もちろん無所属でも渡り歩けます。君たちはどう生きるか初宋ver.
旅の道中で最初に医術を教えてくれた男がメチャ刺さり、かつ道で苦しんでる人を助けていくのがなんか嬉しくて、剣一本武の道と決めていたのに全然違う人生になってしまいました。
そういう予期できなさというか、流れるがまま心がいきついたところみたいなのも、この世界に生きているひとりの人間ぽくていいなあと思います。なんか、ふと振り返ってみて沁みました。
それがプレイヤーの数だけあるって、なんか、いいな。
でもねボロボロになった不羨仙をまわりながら、医術ができるからなんだ、何も誰も救えなかったじゃないかというどうしようもない無力さみたいなのが襲ってきてフィールドでも泣きました。
そういう自分にしかない経緯があるから、抱く感情がいちいちリアルなんですよ。そういうものをずっと心に抱えて主人公と一緒にこの時代に生きていくんだな
美醜をめぐる復讐のお話のサブクエ中。悪いことをして報復された子供たちの人生をどうするか、の選択肢が最後にプレイヤーに委ねられます。勘弁してくれ、と思った。そういうゲームです
ほんとはアクションやマルチがどうとかを書くべきなんだろうけど
無理です。アクションがどうとかを書く前にあまりにも作中世界が美しすぎて語りつくせない。なのでちょっとズレた体験記録になっていると思うんですが、誰よりも楽しませていただいた、と思っています。
リリースが本当に楽しみです。人間を捨てないように気を付けないといけない。
最後にめちゃくちゃ大切なことを・・・!猫、吸えます!!!